映画「マローボーン家の掟」ざっくりレビュー(ネタバレなし)
さてさて、ホラー映画大好きな僕ですが早くも今年のお気に入りに出会うことができました。体調悪い中観にいった甲斐がありました。
『マローボーン家の掟』(原題:Marrowbone)←こっちのがかっこいいよね
〈解説〉
「ジュラシックワールド/炎の王国」も務めたJ・A・バヨナ監督作品のスパニッシュスリラー。
ホラー、サスペンス、スリラーの要素を多分に含んだ美しく切ない作品です。
マローボーン四兄弟を演じるのは初めて見る若手の役者ですが、皆演技がうまいです。
お兄ちゃんのジャックが特に。次男のビリーはイケメン。デカプリオそっくり。
ヒロインのアリー役は最近「スプリット」「ミスターガラス」で見た
アニャ・テイラー=ジョイ。美人。ちょっと離れ目の。タイプです。
〈おはなし〉
父親から逃げるように町外れの屋敷に引っ越してきたマローボーン四兄弟。
やがて母親は死に、四兄弟はある約束をします。
1.この屋敷を離れてはならない
2.鏡を覗いてはならない
3.屋根裏部屋に近づいてはならない
とまあいろいろな掟がある中、何かが動き出し、掟は破られ、やがて衝撃の事実が明らかになっていきます。
〈みどころ〉
衝撃の結末!系の宣伝からしてどんでん返しをネタバレされてしまっているパターンで、ポスターの雰囲気から「アザーズ」や「シックスセンス」的なのを想像してました。
割と疑ってかかったつもりなんですが、見事にだまされました。
鏡を見てはいけない理由、天井のしみ、いろいろな伏線が一気に回収されていくのも気持ちいいですね。
最後までしっかり怖がらせてくれて、ラストはホロリと、、
非常に美しく、切なく、ホラーとして完成された作品でした。
恋人アリー役がアニャ。勘のいい人、映画オタクはもしかしたらこのキャスティングで気付いちゃうかもしれません笑
この映画は「ホラーちょい苦手な女の子」と観にいくのがオススメ。