映画「アクアマン」ざっくりレビュー(ややネタバレ)

さてさて、今年はアヴェンジャーズ完結ということでMARVELが更に勢いを増していますがDCも負けてません!去年ジャスティスリーグでかなり挽回した感がありましたが今回はもっと派手にやってくれました。それがこちら↓

 

「アクアマン」

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海中戦というとパシフィックリムのラストバトルが思い浮かぶ私。

 最近はCG技術の進歩でもう映像美がえらいことになってますね。

この作品は8割方海中、さらには肉弾戦から巨大怪獣からハイテクマシンから何でもありの超エンタメ大作となっております。

 監督は「SAW」や「インシディアス」、「死霊館」など多くのホラー、スリラー作品で知られるジェームス・ワン。びっくり脅かされるシーンが結構ありますが監督のせいですかね。

 

<あらすじ>

アトランティス帝国の女王アトランナと、岬に暮らす灯台守トムの間に生まれたアーサー。アトランティス王の血を引くアーサーには、海の生物全てと対話し、味方にする力があった。

一方、アーサーの異父弟であり現アトランティス王のオームは、自然を荒らす地上人に宣戦布告。7つの海を統べるオーシャンマスターになり、海の軍事力を総動員しようとしていた、、、

 

 

<キャスト>

主演を務めるのはジェイソン・モモア。「男が惚れる男」タイプのワイルドイケメンですね。半端ない海の男感はハワイ出身ということで納得です。

ヒロイン役がアンバー・ハード!なんとまあ美人なこと。しかも胸元の露出が、、

ジョニデの元妻です。

バルコ役のウィレム・デフォーはサムライミ版スパイダーマンのグリーンゴブリンで覚えている人も多いんではないでしょうか。すっかりおじいちゃんになって、優しさが滲み出ています。

二コールキッドマンはいつまで美しいんですかね。。。

 

 

<みどころ>

 DCがMCUに負けじと打ち出した「ジャスティスリーグ」。その中でも一際魅力的だったのがこのアクアマン。ジャスティスリーグでは地上戦メインだった(のと、スーパーマン一強だった)のでパッとした活躍が無かったですが、今作ではその魅力を余すところ無く詰め込んでくれました。

 

 サメやらよく分からん海の馬みたいなやつやら、巨大怪獣まで出てきますし、アトランティスは近未来的で美しい。7つの海の王国はそれぞれ個性的で、しっかり全部出してくれます。(個人的に甲殻王国のカニ人がツボ)

 兄弟同士のぶつかり合い、伝説の矛トライデント、それを探すためのキーとなるボトル、オーシャンマスターとなるための最終試練、、とまあヒーローものの王道中の王道を行くコッテコテのストーリー。普通にジャンプで長期連載できるくらいに内容が濃かったです。

 

 

ひとつだけ、オームの他にもう一人、ブラックマンタという海賊が敵として出てくるんですがそいつがまあダサい!

「父を見殺しにされたから」といって執拗にアクアマンを狙いますが、そもそもお前ら親子がアクアマン殺そうとしてましたやん。というツッコミは観た人全員がしたことでしょう。なぜか感動BGMが流れますがそこはもうお笑いです。

エンドロール後のおまけもなんかなあ、まそこは観てのお楽しみということで。

 

 

DC作品はもうじき「SHAZAM」が公開予定です。これもノリノリな雰囲気なので楽しみですね。

そのうちマーベルとDCの違いとか、さくっとまとめようかなと思ってます。

 

 

この作品は、

「少年漫画好きな男友達」と観にいくのがオススメ。