2019年度 コタデミー賞
今年もこの時期になりました。コタデミー賞、早くも第2回です。
今年劇場で観た映画を(完全主観で)いろいろとランク付けしていきましょう。
とりあえず観た映画↓(*付きが劇場鑑賞)
1.スーサイドショップ
2.英国王のスピーチ
3.スラムドッグミリオネア
4.ポルターガイスト
5.*ミスターガラス
6.シェイプオブウォーター
7.*サスペリア
8.*七つの会議
9.スケアキャンペーン
10.*ファーストマン
11.*アクアマン
12.*アリータ/バトルエンジェル
13.*グリーンブック
14.ラプチャー
15.RAW〜少女の目覚め〜
16.サバイバルファミリー
17.*キャプテンマーベル
18.*スパイダーマン/スパイダーバース
19.レディプレイヤーワン
20.*バンブルビー
21.イキガミ
22.オースティンパワーズ
23.日本で一番悪い奴ら
24.*ブラッククランズマン
25.キャッチミーイフユーキャン
26.*ハロウィン
27.*シャザム!
28.*マローボーン家の掟
29.アベンジャーズiw
30.*アベンジャーズ エンドゲーム
31.*キングダム
32.ライトオフ
33.フリークス
34.ベイマックス
35.ジェーン・ドゥの解剖
36.*アメリカン・アニマルズ
37.*名探偵ピカチュウ
38.*貞子
39.*ゴジラ/キングオブモンスターズ
40.*アラジン
41.君の名は。
42.ワンダー
44.東京喰種
45.*MIBインターナショナル
46.ジュマンジ
47.今夜ロマンス劇場で
48.*プロメア
49.MIB
50.*アベンジャーズ/エンドゲーム
51.*スパイダーマン/FFH
52.*ハッピーデスデイ
53.MIB2
54.*ダイナー
55.トイストーリー4
56.アンクルドリュー
57.*天気の子
58.アナベル
59.アイアンスカイ
60.スキャナーズ
61.*チャイルドプレイ
62.呪怨 ビデオ版
63.シャッターアイランド
63.呪怨2
64.*ライオンキング
65.*ロケットマン
66.*永遠に僕のもの
67.*ワンスアポンアタイムインハリウッド
68.*アス
69.*ワンピース stampede
70.素敵な金縛り
71.*アド・アストラ
72.*ヘルボーイ
73.*JOKER
74.*宮本から君へ
75.ダークナイト
76.*クロール
78.*マレフィセント2
79.*ガリーボーイ
80.*イエスタデイ
81.怪怪怪怪物
82.*IT the end
83.ターミネーター
84.*ターミネーター/ニューフェイト
85.*ひとよ
86.*アナと雪の女王2
87.ミスミソウ
88.ゾンビランド:ダブルタップ
89.*ドクタースリープ
90.ジュマンジ
92.*スターウォーズEP9
93.移動都市/モータル・エンジン
今年はまさかの100本届かずで終わってしまいました、、、
アベンジャーズやスターウォーズの続編、アラジンやライオンキングの実写化、ジョーカーや天気の子といった話題作まで盛り沢山だった今年!
兎にも角にも早速
2019コタデミー賞
☆作品賞
1位JOKER
2位マローボーン家の掟
3位スパイダーバース
4位アメリカンアニマルズ
5位宮本から君へ
次点
グリーンブック
アベンジャーズ/エンドゲーム
ゾンビランド:ダブルタップ
ドクタースリープ
などなど
1位はやはりジョーカーではないでしょうか。
ホアキンフェニックスの演技が光る他のアメコミ映画とは一線を画す怪作です。
ダークナイトとはまた違った、より庶民に近いJOKER像を提示してくれました。
印象に残るシーンの連続、真似したくなるくらいカッコいいビジュアル。
どこをとっても「絵になる」素晴らしい作品でした。
2位は「マローボーン家の掟」
今年の一押し、かつ周りは全然見ていない作品です笑
ホラーかつ切ないという僕のドストライク映画でした。
サスペンス要素もあり、ガッツリホラーっていうわけでもないので是非いろんな人に見てほしいですね。
3位は「スパイダーバース」!
まさかのエンドゲームよりこちらがランクイン、ですがそれくらいに完成度の高かったアニメーション作品です。スタイリッシュかつアートを感じる映像表現、テンポの良いストーリー展開と文句なし。
4位は「アメリカン・アニマルズ」
実際にあった強盗事件が題材ですがなんと本物の容疑者達が登場してます笑
なんとも言えない緊張感、カタルシス。捕まるって分かっててもドキドキします。
5位「宮本から君へ」
ドラマの続きから映画化。相変わらずのアツさにヘビーな題材が加わりかなりしんどいです。観る人を選ぶかも。
☆ベスト男優賞
1位ホアキン・フェニックス(JOKER)
2位ロレンソ・フェロ(永遠に僕のもの)
3位池松壮亮(宮本から君へ)
かの有名なヒースレジャー版ジョーカーとはまた違った魅力を引き出したホアキンフェニックス!ガリガリの体からも役作りの凄さが伺えました。親近感。
ロレンソフェロはまーあ美しいのなんの。まさに美少年。
池松壮亮は相変わらずの熱量、、本当に歯を折ろうとして止められたらしいです笑
☆ベスト女優賞
1位アニャ・テイラー・ジョイ(マローボーン家の掟、ミスターガラス)
2位ジェシカ・ロース(ハッピーデスデイ)
アニャちゃん激かわすぎて今までクロエ一押しでしたが気が変わりました。
毎度多重人格者を相手にさせられて大変そうです。
ハッピーデスデイ、見事なビッチっぷり笑
ルピタニョンゴはアスのイメージが強くてスターウォーズに出てきたときはビックリしました。
☆邦画部門
1位宮本から君へ
2位七つの会議
3位ひとよ
1位は圧倒的な熱量で魅せてくれた「宮本から君へ」
蒼井優もいい役柄でした。
2位は「七つの会議」
野村萬斎がまあハマり役。他の俳優人の演技もあってまさに狂言を見ているかのような感覚。最後まで飽きません。
3位の「ひとよ」
佐藤健と松本茉優が出てるってだけで観に行った映画でしたが満足。
やっぱり日本映画はこういう暗くて地味な話が好き。
☆ベスト続編賞
1位アベンジャーズ/エンドゲーム
2位ゾンビランド:ダブルタップ
3ゴジラ/キングオブモンスターズ
アヴェンジャーズはインフィニティーウォーからの疑問点も見事に回収し堂々のラストを見せてくれましたね。次のフェーズへの橋渡しもバッチリ。
ゾンビランドは前作ほどのインパクトはないものの安定感のある面白さ。ゾンビ映画で一番好きです。
ゴジラはもうギドラ見れただけで満足よね。
前作がなんとも言えなかっただけに、怪獣が何体も暴れてくれてやっと見たいものが見れた感。
☆ベストホラー
怖さというよりも絵的なセンス、ぶっ飛んだ内容で今年のホラーといえばこれ。
見終わった後なんも喋れなかった。
☆ベストアニメ
・プロメア
トイストーリーやアナ雪の続編もありましたが個人的に印象に残ったのがプロメア!
まあグレンラガンも好きなんですけど、日本のアニメはこうだ!っていうのが見れた気がします。ロボットは正義。
☆審査員特別賞
・窪田正孝(ダイナー)
激かっこよ
・松岡茉優(ひとよ)
激かわ
・ワンスアポンアタイムインハリウッドのヒッピーの女の子
◉ラズコタ賞
・貞◯
今回は本気です的な感じで散々期待させといてこのザマ。もはやゆるキャラ並みのお化けには何も感じないしストーリーもひどい。
・ダ◯ナー
なんかカラフルでスタイリッシュな絵だけ。役者は悪くないけど何が見せたいのかわからん。
・ター◯ネー◯ー/ニューフェイト
結局2で終わりで良かったのです。さらばジョンコナー
総評:2019年は計92本映画を観ました。去年よりだいぶ減りましたね。
去年のカメ止めやボヘミアンみたく、今年もジョーカーや天気の子、アベンジャーズやスターウォーズ続編で話題になりましたね。映画が社会現象になるのは非常に良いことだと思います。
ディズニーは相変わらずの実写祭で僕は来年のムーランが楽しみです。
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ツイッターレビューは必ず即更新しています!ブログ更新が超低速だったので来年はせめて月一くらいではできるようにレビューしていこうと思います。
今後ともコタ映画をよろしくお願いします。
では
映画「JOKER」ざっくりレビュー(ネタバレなし)
ずっと更新をサボってましたがこれはレビューしないわけにはいきません!
今月遂に公開されたのがこちら↓
『JOKER』
この映画の魅力をできるだけネタバレせずに伝えていこうと思います!
〈解説〉
ジョーカーといえば近年ではダークナイト、スーサイド・スクワッドでそれぞれ登場してきましたがまた別物、ジョーカーという悪役の誕生の物語となっています。
監督は『ハングオーバー!!』シリーズのトッド・フィリップス。とても面白いコメディ映画でしたが今回は全く別物のシリアスな作品となっています。
ジョーカー役を務めるのはホアキン・フェニックス。
僕が初めて見たのは『her/世界でひとつの彼女』の時。
名前を調べるまでは同一人物とは気付かないくらい、印象の違う役作りでした。
まあひげとめがねのせいですね。
今回調べて初めて知ったのが兄はあの『スタンドバイミー』のリバー・フェニックス。
どおりでかっこいいわけだ、、、
ジョーカーの渋かっこよさ、哀愁、狂気を見事に表現しています。
重要人物マレーフランクリン役はあのロバートデニーロ。渋い。
ヒロイン?役は『デッドプール2』でドミノを演じたザジービーツ!今回も美人です。
〈おはなし〉
母親と二人暮らしの貧しい大道芸人、アーサーがジョーカーに変貌するまでを描いています。
アーサーは突然笑ってしまう病気、母親は認知症。仕事も上手くいかず、ひとりぼっちのアーサーがある日地下鉄で有名企業のリーマンに絡まれ、、、
二転三転するストーリーに何が真実で何が妄想か、見ていて分からなくなるくらいにジョーカーとシンクロしていくことでしょう。
〈みどころ〉
R15ではありますがそこまでグロくないです。エロもなし。
これでもかというくらいにアーサーに不幸な事実が突きつけられます。
響き渡る笑い声が切ないのなんの。
アメコミ映画というにはあまりに地味で特殊能力なんかもありません。
やってることは人殺し、自己満、逆ギレ。
ただ、現代社会に生きる人にとってどこかジョーカーに共感してしまう部分があると思います。
逆境に立たされた時、選ばれし力を得て立ち上がるのがヒーローなら、ジョーカーは「何も得られなかった人」の代表。
ベクトルは違えど紙一重。ゴッサムシティでは人々に讃えられる存在になっていきます。
未来のバットマン、ブルースウェインも登場し『バットマンビギンズ』にも通ずるところがありますが見ていなくても全く問題ありません。
お気に入りはトイレで踊るシーン、階段で踊るシーン、テレビ出演のシーン、、
などなど名場面はあげるときりが無いですが是非劇場で確かめてください!
この映画は「仕事に疲れた時に一人で」観にいくのがオススメ。
映画「マローボーン家の掟」ざっくりレビュー(ネタバレなし)
さてさて、ホラー映画大好きな僕ですが早くも今年のお気に入りに出会うことができました。体調悪い中観にいった甲斐がありました。
『マローボーン家の掟』(原題:Marrowbone)←こっちのがかっこいいよね
〈解説〉
「ジュラシックワールド/炎の王国」も務めたJ・A・バヨナ監督作品のスパニッシュスリラー。
ホラー、サスペンス、スリラーの要素を多分に含んだ美しく切ない作品です。
マローボーン四兄弟を演じるのは初めて見る若手の役者ですが、皆演技がうまいです。
お兄ちゃんのジャックが特に。次男のビリーはイケメン。デカプリオそっくり。
ヒロインのアリー役は最近「スプリット」「ミスターガラス」で見た
アニャ・テイラー=ジョイ。美人。ちょっと離れ目の。タイプです。
〈おはなし〉
父親から逃げるように町外れの屋敷に引っ越してきたマローボーン四兄弟。
やがて母親は死に、四兄弟はある約束をします。
1.この屋敷を離れてはならない
2.鏡を覗いてはならない
3.屋根裏部屋に近づいてはならない
とまあいろいろな掟がある中、何かが動き出し、掟は破られ、やがて衝撃の事実が明らかになっていきます。
〈みどころ〉
衝撃の結末!系の宣伝からしてどんでん返しをネタバレされてしまっているパターンで、ポスターの雰囲気から「アザーズ」や「シックスセンス」的なのを想像してました。
割と疑ってかかったつもりなんですが、見事にだまされました。
鏡を見てはいけない理由、天井のしみ、いろいろな伏線が一気に回収されていくのも気持ちいいですね。
最後までしっかり怖がらせてくれて、ラストはホロリと、、
非常に美しく、切なく、ホラーとして完成された作品でした。
恋人アリー役がアニャ。勘のいい人、映画オタクはもしかしたらこのキャスティングで気付いちゃうかもしれません笑
この映画は「ホラーちょい苦手な女の子」と観にいくのがオススメ。
映画「バンブルビー」ざっくりレビュー(ややネタバレ)
さて、遂にこの映画がやってきました。
その名も「バンブルビー」!
ご存知トランスフォーマーの人気キャラクターが主役のスピンオフとなって帰ってきました。
その可愛さから女子人気も高いバンブルビー、そんな彼の魅力がたくさん詰まった映画になっています。
〈解説〉
監督はKUBOのトラビス・ナイト。
これまでシリーズを通して監督を務めていたマイケル・ベイから変わっています。
正直、3作目のダークサイドオブザムーンからは話が暗くややこしくなってきていたので、今回の雰囲気の変化はかなり嬉しいところ。
話も前回の続きではなく前日譚なので、一応はじめての人でも楽しめると思います。
主演を務めるのはヘイリー・スタインフェルド
どっかで見たことあると思ったらピッチパーフェクトに出てると!
めっちゃ美人ってわけじゃないんですけど、いい具合の可愛らしさとクールさがあります。
因みに吹き替えが土屋太鳳らしいので、字幕で見るのがいいかもですね笑
〈おはなし〉
舞台は1作目「トランスフォーマー」より20年前の1987年カリフォルニア。
主人公チャーリーが廃品置き場で黄色いビートルを見つけ、そこからオートボットVSディセプティコンの戦いに巻き込まれていきます。
〈みどころ〉
まず冒頭、サイバトロンにて戦争中のシーンから始まりますが、
ビーが喋る!がんがん喋る!
この時点で胸アツ。
そしてしょっぱなから80年代の音楽がこれでもかと雰囲気を盛り上げてくれます。
(個人的にチャーリーのmotorheadTシャツがツボ)
自分は全然世代じゃないのに懐かしさを感じるというのは音楽の持つ力のすごいところ。
ビーのキャラもあって笑いあり、可愛さありで分かりやすーく話が進んでいきます。
一応男友達もできて協力していきますが恋愛要素は少なめ(そこがまたいいところ)
敵を倒したあとはお馴染みのカマロに変身し、オプティマスと合流。
つまり1作目よりも前に地球に来ていたということになります。
(1作目の冒頭に「地球という未知の惑星に・・」みたいなのがあったと思うので繋がりが怪しいですが、、、)
ともかくこれで終わりではなく、また新しい展開がありそうなのでバンブルビー2に期待です!
この映画は、
「かわいいもの好きな女友達」と観にいくのがオススメ。
映画「アクアマン」ざっくりレビュー(ややネタバレ)
さてさて、今年はアヴェンジャーズ完結ということでMARVELが更に勢いを増していますがDCも負けてません!去年ジャスティスリーグでかなり挽回した感がありましたが今回はもっと派手にやってくれました。それがこちら↓
「アクアマン」
海中戦というとパシフィックリムのラストバトルが思い浮かぶ私。
最近はCG技術の進歩でもう映像美がえらいことになってますね。
この作品は8割方海中、さらには肉弾戦から巨大怪獣からハイテクマシンから何でもありの超エンタメ大作となっております。
監督は「SAW」や「インシディアス」、「死霊館」など多くのホラー、スリラー作品で知られるジェームス・ワン。びっくり脅かされるシーンが結構ありますが監督のせいですかね。
<あらすじ>
アトランティス帝国の女王アトランナと、岬に暮らす灯台守トムの間に生まれたアーサー。アトランティス王の血を引くアーサーには、海の生物全てと対話し、味方にする力があった。
一方、アーサーの異父弟であり現アトランティス王のオームは、自然を荒らす地上人に宣戦布告。7つの海を統べるオーシャンマスターになり、海の軍事力を総動員しようとしていた、、、
<キャスト>
主演を務めるのはジェイソン・モモア。「男が惚れる男」タイプのワイルドイケメンですね。半端ない海の男感はハワイ出身ということで納得です。
ヒロイン役がアンバー・ハード!なんとまあ美人なこと。しかも胸元の露出が、、
ジョニデの元妻です。
バルコ役のウィレム・デフォーはサムライミ版スパイダーマンのグリーンゴブリンで覚えている人も多いんではないでしょうか。すっかりおじいちゃんになって、優しさが滲み出ています。
二コールキッドマンはいつまで美しいんですかね。。。
<みどころ>
DCがMCUに負けじと打ち出した「ジャスティスリーグ」。その中でも一際魅力的だったのがこのアクアマン。ジャスティスリーグでは地上戦メインだった(のと、スーパーマン一強だった)のでパッとした活躍が無かったですが、今作ではその魅力を余すところ無く詰め込んでくれました。
サメやらよく分からん海の馬みたいなやつやら、巨大怪獣まで出てきますし、アトランティスは近未来的で美しい。7つの海の王国はそれぞれ個性的で、しっかり全部出してくれます。(個人的に甲殻王国のカニ人がツボ)
兄弟同士のぶつかり合い、伝説の矛トライデント、それを探すためのキーとなるボトル、オーシャンマスターとなるための最終試練、、とまあヒーローものの王道中の王道を行くコッテコテのストーリー。普通にジャンプで長期連載できるくらいに内容が濃かったです。
ひとつだけ、オームの他にもう一人、ブラックマンタという海賊が敵として出てくるんですがそいつがまあダサい!
「父を見殺しにされたから」といって執拗にアクアマンを狙いますが、そもそもお前ら親子がアクアマン殺そうとしてましたやん。というツッコミは観た人全員がしたことでしょう。なぜか感動BGMが流れますがそこはもうお笑いです。
エンドロール後のおまけもなんかなあ、まそこは観てのお楽しみということで。
DC作品はもうじき「SHAZAM」が公開予定です。これもノリノリな雰囲気なので楽しみですね。
そのうちマーベルとDCの違いとか、さくっとまとめようかなと思ってます。
この作品は、
「少年漫画好きな男友達」と観にいくのがオススメ。
映画「七つの会議」ざっくりレビュー(ネタバレなし)
久しぶりに邦画を観たいなーと思い、早速観てきましたこちら、
「七つの会議」
「半沢直樹」や「下町ロケット」、「陸王」といった人気ドラマ、最近だと「空飛ぶタイヤ」が映画化されていた池井戸潤が原作です。
しかし私は池井戸作品は初めて。満を持してこの映画を観にいってきました。
まずなんといっても役者が豪華!どこぞのアイドルが~とかそう言う意味ではなく。
香川照之、北王路欣也、片岡愛之助、といった有名どころから「一度は顔を見たことがある」名脇役まで演技派俳優たちが勢ぞろい。
唇をプルプル振るわせるあのオーバーな演技。セリフ無くとも伝わってくる演技力はさすがの一言。
そしてそんな名優達の中で負けず、というかかなりいい味を出しているのが主要人物の野村萬斎、及川光博、朝倉あき の三人です。
野村萬斎が演じるのは会議中は居眠り、営業成績もダメダメなぐうたら社員、八角(やすみ、ですがあだ名ははっかく)
とあるパワハラ騒動から八角の上司、城戸(片岡愛之助)に異動処分が下されます。その後八角の周りに不穏な空気が、、、
ひょうひょうとしていながらもどこが陰のある、あやしーい役を見事に演じています。
さすが狂言師、とでも言ったところでしょうか。「い~ひっひっひ」という笑い声が非常に印象的です。
物語が進むにつれ謎も明らかになっていき、八角の印象も変わっていきます。
これがまた非常にかっこいい。渋いです。
そして成り行きで八角の上司になってしまった原島を演じるのが及川光博。
王子様なイメージの強いミッチーですが、今作では見事に気の弱い営業マンを演じています。めがねがよく似合います。
この二人が物語のストーリテラーを担っていて、八角の周りで起きている事件に首を突っ込んでいます。
シリアスな中にこの二人がいい具合にコミカルさを加えています。劇場では笑いもチラホラおきていました。
登場人物一人ひとりに裏があって、真相がだんだんと明らかになってくる展開からは目が離せません。要所要所に散りばめられた伏線がきれいに回収されるのも気持ちいいです。
中盤なんとなく展開が予想できたかなーと思っていたら、裏切られ、さらに裏切られ、ラストは怒涛の展開が続きます。
日本企業の闇というか、根底に流れる大きな塊が、この作品のテーマなんですが、ラストの八角のセリフは非常に考えさせられるものがあります。
会社って、そういうものなんでしょうね。
すごいちょい役に有名な人がキャスティングされてたりもするので探してみるのも面白いでしょう。
そしてなぜかテーマ曲はボブディラン。言うまでも無く名曲なのでエンドロールも楽しみにしてください。
この作品は、
「仕事している男友達」で観にいくのがオススメ。
僕の好きな映画7選
2019年 あけましておめでとうございます。
皆さんいかがお過ごしでしょうか
僕はというと最近あまり映画を観にいけておれず、レビューすることもないので自己紹介がてらに僕の好きな映画を10本、御紹介します。
どうぞ!
1.バックトゥザフューチャー
「一番好きな映画は?」と聞かれた時に真っ先に答えるのがコレ。
ストーリー、音楽、キャラ、どこをとっても完璧な100点の名作です。
伏線や小ネタも多く、何回見ても楽しめる作り。
大統領の話やペプシ、カルバンクライン、パーティで「Johnny B.Goode」を演奏するシーンでチャックベリーに電話など、現実とも絡めてくるのが面白い。
そしてなんといってもデロリアンがかっこいい!笑
何がすごいって1,2,3全部面白い。過去、未来、西部劇とそれぞれの時代でマーティを見れるのは嬉しいところです。(ビフも。いい悪役)
2で、1のシーンの裏側にいく所なんかはホントに興奮します。
タイムスリップものはややこしくなりすぎたり、矛盾が出てきたりと大変なんですがシンプルにうまくまとまってるのが人気たる理由ですね。
2.シザーハンズ
ファンタジーといえばこれ。恋愛物といえばこれ。
両手がハサミのまま残されてしまった人造人間エドワードと、たまたまであったキムとの恋。エドワードがまあ純粋なんですよね。ピュア
氷の彫刻を彫って雪を降らせるとかいう超ロマンチックな手法を使うんですが怪物は怪物。結局町の住人には受け入れられず、また一人ぼっちに、、、
ラストシーンの儚さ、美しさは何度見ても絶品。
博士とのシーンや植木の感じはティムバートン感ありあり。
やっぱりジョニデとは相性いいですね。若いころのジョニデはホント美しい。
3.スターウォーズ
皆大好きSFを代表する大作シリーズ。観た事ない人でもライトセーバー、ダースベイダーなんかは知ってるだろってくらい有名ですよね。言うまでもない。
今年は最新作のEP9が公開予定。前作がとてつもなく微妙だったので心配ですがそれでも公開するごとに大騒ぎになるのはさすが。
僕が一番好きなのはEP5「帝国の逆襲」です。
ホス、ダゴバ、べスピンといった個性的な惑星に加え、
ヨーダ初登場、ハンソロ冷凍、ベイダーの告白等名シーンが盛り沢山。
ストーリー的にはまさにタイトルどおり「帝国に逆襲」されて終わるんですが
緊張感と続編へのわくわくがたまりませんね。
個人的に映画史上一番好きな名言
「I love you.」「I know.」
もこの時。
4.パディントン
マイケルボンド作イギリスの児童文学原作の映画。
パディントンの可愛さは言わずもがな、イギリスの雰囲気がたっぷり楽しめる作品。
熊が街中にいたり、喋ったりすることには何も突っ込まず、自然に溶け込むのが児童文学らしくていいですね。
あと何気に笑いの要素が強く、ひとつひとつのボケが普通に面白いです。
現在2まで公開されてますが珍しく続編も面白い。というか2のほうが面白い。
監獄が舞台、周りはむさ苦しい囚人ばっかりなのにどんどん可愛くなっていきます。
可愛くて、笑えて、家族の絆の王道ストーリー
女の子にオススメの作品ですね。
パディントン、というのはイギリスの駅名から付けられています。
イギリス旅行で行きたい場所が増えました。
5.ベイマックス
死んだおにいちゃんがのこしたとっても優しいケアロボット。
心温まるハートフルストーリー、
と見せかけたれっきとしたヒーロー物。
サンフランシスコと東京を掛け合わせた架空の町「サンフランソウキョウ」のけしきがなかなか楽しいです。(例によって中国も混じってる気がするけど笑)
しっかり笑えて、しっかり泣ける。一ひねりある展開に大人も子どもも楽しめる。
これはもうさすがディズニーってとこですね。
ちなみにベイマックスの顔のモデルは日本の「鈴」です。
6.パシフィック・リム
これは一番好きなロボット物です!
とにかくロボットの重量感がすごい!怪獣もすごい!
と子どもみたいな感想ですがまさに少年心をくすぐってくれる作品。
王道ストーリーにデルトロ監督らしい美術や演出もよくマッチしてます。
吹き替えで観ると日本のアニメ観てる雰囲気味わえてオススメ。
2作目となるアップライジングが非常に惜しかったので次またがんばって欲しい。
まあロボットがどんぱちやってるだけで満足なんですけど。
7.スクール・オブ・ロック
落ち目のミュージシャンが色々あって私立小学校の教師に。
何を教えるのかと思いきやロック、それもゴリゴリのハードロック
で、バンドを組むんですけど小学生みんなメチャウマ
そのままライブデビューまでするというまあありえない展開なんですが普通に面白いです。
小学校×ロックというのが正に僕にぴったりですね。
有名どこのハードロックのリフがたくさん出てくるので人にロック勧めるには最適。
主演のジャックブラックはジムキャリーに次いで好きなコメディ俳優です。
ちなみに劇中で弾いている赤色のSGは僕も使ってます。かっこいい。
以上!僕の大好きな7つの作品です。非常にベッタベタなラインナップの気もしますが有名な作品はそれだけ面白いということです。
もっともっと好きな映画はあるんですが、今回は特に好きな7つに絞ってご紹介しました。
観た事ないやつがあれば今すぐにTSUTAYAにでも行って下さい。
他のオススメはまた次回、では